中国人研修生へ出題した
日本語能力試験 4級の問題より、
は どう よみますか。
1.2.3.4.から いちばん いい ものを えらびなさい。
(れい) それを 一つ ください。
1.ふたつ 2.ひどつ 3.ひとつ 4.ふだつ
(正解) 3.ひとつ
(問題) この 水は 三本 千円です。
水 1.き 2.もく 3.すい 4.みず
三本 1.さんこ 2.さんご 3.さんほん 4.さんぼん
千円 1.せんねん 2.せねん 3.せんえん 4.せえん
↑このような助数詞の問題が結構出てるんです。
普段当たり前に使っているわたくしたち日本人には
あまり ピン!と来ないかも知れませんが
実はコレって、
ヒジョ~にレベルの高い問題だと思いません??
(本) いっぽん にほん さんぼん
(匹) いっぴき にひき さんびき
などなどなど・・・・・
同じ漢字でも数によって実に様々に変化しますよね!
確か中国語にも、このように数によって
変化する場合があったと思いますが、
漢字も全く別のものになってたような…
ここまでややこしいのは
「日本語ならでは」なのではないんでしょうか?
うちの研修生も 約2名 間違ってました。
「さんほん」を選択してましたねぇ(^_^;)
あくまでも自分の経験からすると…ですが、
珠算や英検みたいに「4級」といえば、
そんな難しくない いわば「初級」っていう
イメージじゃないですか?
でも ですよ、日本語ってば、やたらと難しくない??
もしも自分がよその国の人間で
日本語を勉強しようと思った時に
こんなややこしい問題ばっかりだと
完全にやる気失速するやろな~
と思います(゚ー゚;
日本語の入り口というのは
意外と難しいんだなぁと
つくづく感じさせられました