中国人研修生にもっと日本語を理解させい~
ということで始まったテストなんですが
こちらとて、ド素人なので
何をどうすればいいのか、ホント手探り状態でして…
色々と試行錯誤してたんですが
とある方に相談しまして、
ある方法を試してみることにしました
わたくしは、単語をひたすら覚えて
人が話すキーワードを聞き取ることができれば
だいたい何の話をしてるのか分かるのではないか?
という理論でした。
ゆえに、ひたすら「単語力」を重視してました。
しかしですね、ただただ「単語」ばかりを覚えるのは
面白味もないし、イヤになるのでは
という指摘を受けました
それよりも、日常ですぐに使える言葉を教えて
そこから拡げてみてはどうか?
と言われたんです。
そうなんですよね
わたくしは、自分が必死なばかりに
当人にとっては、面白くもない
「単語」ばかりを押しつけようと
していただけだったかも知れません
我々が「英語」を勉強した時と同じですよね。
本来、まずは外人さんと何か話せるようになりたいですもんね。
でも、勉強としての「英語」ってつまらない
重た~い空気感がありますよね
そこで、ものは試し
早速、「一日一語」ということで
本にも載ってないような
仕事上でよく使う言葉を教えることにしました
まずは、少々遅れをとっている
来日3ヶ月のゲンくんのみに…。
本人も他の研修生より日本語が出来ないことは
重々理解しているようで、同僚の日本人に聞いてみても
全然コミュニケーションを取らず
かなり閉鎖的だという話でした
このままではどんどん日本語を嫌いになって
日本人との距離も遠くなるばかりです~
かといって、人の後ろを遅れて歩くっていうのも
いかにも「劣等生」って感じで
全くやる気になれないと思うんです。
(わたくしもそうでしたから)
ゆえに、この全然違った角度からの入り口だと
ちょっとぐらい面白く感じてくれるかも?
最初はわたくしが何を始めるのか
あまり理解できていないような雰囲気で、
ちょっぴり面倒臭そうに見えました
ところがですよ
三日目にはもう自分の方から
「コレを教えて下さい」と
メモに中国語を書いてくれるようになったんです
やはり<勉強>としての日本語より
役に立つ日本語の方が俄然楽しいし
やる気にもなってきたってことなんでしょうね(*^.^*)
しかも、その言葉はもう一人の来日3ヶ月の研修生には
全くわからないと思うんです。
そこがミソ!!
そうやって、自分だけが知ってるっていうのが
ちょっとした優越感になり・・・
言葉がどんどん増えてくれば、楽しくなって
積極的になってくれるかも
もちろん、もう一人の研修生にも
別に意地悪してる訳ではないので、
何か本人の知りたいことや、やりたいことを
フォローしていきたいと思ってます(*^o^*)
「教える」って難しいですね
それぞれ個々に必要なものを
提供するってことが大事なんですよね。
素晴らしい妙案をご提供頂いたことに
感謝致しますと共に
なかなか面白い経験をさせてもらってます(*v.v)。